こちらでは沖縄に生息するゴキブリの特徴と沖縄移住者におすすめの対策方法についてご紹介します!



沖縄のゴキブリの特徴は内地よりでかい!?飛ぶ!?

沖縄のゴキブリは内地のゴキブリよりでかいのは有名な話ですよね。しかも何故か飛ぶんです。
私が実際に体験してきた情報を中心に沖縄のゴキブリの特徴をご紹介したいと思います。

南国のゴキブリなので、間違いなくでかい!そして真っ黒!

「キッチン・壁床張り替え〜ゴキブリ嫌だよ〜デカイの2匹は見たよーキッチン下の床は剥がしたく無いよー絶対馬鹿でかいゴキブリが10匹は出てくるよ〜沖縄のゴキブリは腹見せて顔に飛んでくるよーーー」

沖縄のゴキブリの特徴としては実際に測ったわけではありませんが、見た感じ、東京のゴキブリより体格はひと回りほど大きいです。
色は真っ黒です。東京のゴキブリよりも動きは鈍く、殺虫剤などにも弱い印象です。
そして恐ろしいことにものすごい数がいます。虫嫌いな人には怖いですね。

沖縄のゴキブリは人に向かって飛んでくる!?

沖縄のゴキブリは恐ろしいことに人に向かって飛んで来ます!

「沖縄に出張中であるが、今、最悪の緊急事態に遭遇中。それは、沖縄のゴキブリ。なんと部屋に飛んできたのだ。沖縄のゴキブリはデカいし飛ぶ。本土では有り得んが、飛んで向かってくる。ゴキジェット片手に装備して奴が出てくるまで今日は寝れねぇ。久しぶりに殺意が沸いたわ」

「トンボと思ったんです。台風近いからかな?と。ふと、「この時期にトンボいるっけ?」そう思った時には遅し。そう、ゴキブンだったのです。沖縄のゴキブリは飛ぶ。そんな当たり前のことを私は忘れていたのです。」

これ、本当です。

ここからは私自身の経験談になりますが、マンションの一階エントランス扉にゴキブリが貼り付いていることに気か付かずに扉を開けてしまいゴキブリが自分に向かって飛んで来た経験があります。
そのゴキブリは私の背中にくっついたようで、私は悲鳴を上げて服を掴んで取り除こうと払いましたが
ゴキブリはなかなか離れてくれず、服にこびりついて簡単には離れなかったのです。
私は服を払いながら走り回りました。
するとようやくゴキブリは飛んで行って今度はエントランスの壁に張り付きました。
1分間ほどの恐怖体験でした。

「2024年で1番怖かった事一位 沖縄産の巨大バッタ。二位 コンビニ前に群がってた沖縄産ゴキブリ達」

夜間、明るいコンビニの入口まわりにブンブンと飛び回っていて、その間を縫って入店する、というケースもあります。
そのことを知らない観光客はただの羽虫が飛んでいるとでも思っているのでしょう。
女性観光客がゴキブリとは気付かずに手で払って入店していたのを見たことがあります。

「沖縄のコンビニで生まれて初めてゴキブリを観測したのもいい思い出。」

コンビニ店内、飲食店内等でも小さいゴキブリはたまに見かけます。人の出入りがある所ではどうしても屋外から入って来てしまうんです。
もし見かけたら店員さんに声を掛ければ退治してくれます。沖縄ではゴキブリの侵入を100%防ぐのは難しいのです。
お店で見かけても騒がず、落ち着いて対応しましょう。

また、昔の平屋の一戸建ての家も隙間だらけだからか、夏になると室内にはゴキブリが入り放題です。
「部屋の中に真っ黒で大きなゴキブリがブンブン飛んでいた」と言う辛い昔話を聞いたこともあります。
実際に私自身、古めのアパートの室内で100匹くらいずらーっとゴキブリが大量発生している光景を見たこともあります。
(これは珍しく小型タイプのゴキブリでした)

道路や公園、駐車場などに普通に生息している

沖縄のゴキブリは室内や飲食店の厨房、ごみ置き場等の一般的にゴキブリが出現しそうな場所だけでなく
一般的な虫のように公園や茂み、道路などにたくさん生息しています。

「最近よくゴキブリさんが道路で死んでいるのであぁ夏がきたなぁ〜と実感します。沖縄あるあるです」

道路で誰かに踏まれて潰れてペシャンコになっていることはよくあります。
先日はもう道路のシミかと思うくらい薄っぺらく潰れていました。

「沖縄市の夏は本当にすごい。飲屋街で道路の真ん中をゴキブリが歩いてる」

沖縄の春、4月以降、気温が暖かくなり湿度が高くジメジメしてくる夜になると
道路に何匹ものゴキブリがチョロチョロしている姿を見かけることになると思います。
道路をウロチョロするゴキブリを野良猫が手で追っかて遊んでいる光景も見かけました。
口を開けてバイクで走っていたら口の中にゴキブリが入って来た、というケースもあります。
バイクや自転車に乗る際は口は閉じて走行したほうが良さそうです。

車内にもゴキブリがいる

沖縄では車の中にもゴキブリは入って来ます。
車のドアを開けたり窓を開けたタイミングで色々な虫が入って来ますがその中にはゴキブリが紛れていることも。
とくに駐車場の横に草むらや公園やごみ置き場がある場合もゴキブリが車内に入って来やすい環境なので、ドアの開け閉めの際は要注意です。

「車の中に3度目ましてのゴキブリが出た。この子かれこれ3ヶ月ほど前からいて、最初産まれたばっかみたいな色してたのに、会う度にちょっとずつ大きくなってる。今日こそは殺そうと叩いたけどエアコンの穴に入っていった。」

車移動の多い沖縄では車内でお菓子や飲み物やお弁当をよく食べます。
食べたあとのゴミを置きっぱなしにしているとゴキブリが住み着きやすいです。

とにかく数が多い

「沖縄の嫌な所ゴキブリ大量。今も決闘中もうやだ」

「沖縄の家を5ヶ月空けて起きた事。・衣類、寝具がカビる・風呂場、洗面所もカビる・シンクが錆びる・ゴキブリが大量発生・車が動かなくなる・車内にヤモリが住んでる。今日も外泊しよ……」

嫌な話になりますが、沖縄はゴキブリの数が多いです。梅雨から夏場はとくによく見かけます。
夜の公園やブロック塀などに真っ黒なゴキブリがびっしりこびりついていることも。
また、屋外に倉庫を設置した方のお話によると倉庫のドアを開けたら大量のゴキブリがいたということです。
トラウマになりそうなお話でした。

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沖縄の人はどうやってゴキブリ対策をしてる?


うちなーんちゅの方々は南国のでかいゴキブリをどう対策しているのでしょうか?
長年でかいゴキブリと戦ってきたはず!?の、年配の方々を中心に尋ねてみました。

地域ぐるみで駆除

「インパクトしかない(笑)てか、人集まるんやろうか🙄?デカいよ、沖縄のゴキブリ。飛ぶよ、沖縄のゴキブリ。」

「地域のゴキブリ駆除に参加いたしました。住民の皆様が自ら住みやすく快適な暮らしを送るために一丸となって活動されることは大変素晴らしい事です。コクバも積極的に地域の輪に加わり、皆様の生活の質向上に努めてまいります!」

定期的に地域ぐるみでマンホールの中等のゴキブリ駆除をしている自治会もあります。
素晴らしい取り組みですね!

トービーラーとは

トービーラーとは沖縄の方言で「ゴキブリ」を意味する言葉です。沖縄県内の地域によって、トービーラーのほかにも「ビーラー」など、ゴキブリを指す方言があります。また、ゴキブリを指す方言として「ヒーラー」「クームヤ」「アンシト」などもあります。

 

実はあまり気にしていない

実はあまり気にしていない人もいます。
女性でも「ヤモリのほうが気持ち悪い」などと話しています。

「沖縄の道に歩いてるゴキブリデカすぎる。カブトムシかよ。急に素早く動く(飛ぶ)系の虫は、驚いて意図せず殺してしまう場合があるので、自分達のためにもゆっくり動いてほしい。仲良く共存して行こう。」

共存の道を選んだ人も。

昆虫扱い

「まって、あのでかいゴキブリが排水口から出てきて騒いでたらおばぁが起きてきて手で潰しよった。そして何事も無かったかのように手洗って部屋に戻って行きよった。沖縄戦を生き抜いたおばぁはやっぱ違うなぁ。かっこいいけどめちゃくちゃ面白い」

高齢者や小さい男の子などは「ゴキブリもただの虫の仲間」と認識している人が多いです。
そのためゴキブリを見つけたら手で掴んで駆除する人もいます。
また、公園では幼稚園くらいの男の子たちが、見つけたゴキブリ数匹を喜んで手で掴んで戦利品のように虫カゴに入れている姿を見て衝撃を受けました。

対策はゆるい

聞くとあまり気にしておらずなんのゴキブリ対策もしていない人も多かったです。
そのためうちなーんちゅの方のゴキブリ対策はあまり参考にはならないかもしれません。

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沖縄移住者におすすめのゴキブリ対策を紹介!

沖縄移住者の方々はゴキブリは害虫という認識の方が多いかと思います。
沖縄のドラッグストアやスーパー、ホームセンターにはゴキブリ等の虫対策コーナーがあります。
大きな店に行けば品揃えも確実です。私が沖縄移住後にしてきた対策をご紹介します。

引越ししたらまず細かい穴を塞ごう

シンク下の排水管まわりの隙間をはパテで埋めるか、養生テープ等で隙間を埋めます。
テープ類は沖縄の暑さでベトベトになってきて剥がれにくく、無理やり剥がすと跡になります。
面倒にはなりますがテープの場合は定期的に貼り替えが必要です。
そしてキッチンの排水溝、風呂場の排水溝には目の細かいネットなどをかけておきます。
これは掃除も楽になるので一石二鳥ですね。

エアコン室外機用の横に出ているホースに防虫キャップを取り付ける

エアコンの排水ホースからもゴキブリは室内に侵入してきます。そのため専門の器具で虫が入れないようにする必要があります。
沖縄のドラッグストアでは見たことがないのでAmazonで購入しました。

ブラックキャップを暗部に複数配置

数々のゴキブリ対策をしてきた私の体感ではブラックキャップが一番効果がありました。
沖縄ではドラッグストアやスーパーやホームセンターで入手できます。
ゴキブリ対策費用がかさみますが、設置は年2回が好ましいです。
オールシーズン対策することでゴキブリが寄り付かない家にしましょう。
設置場所はシンクの下や冷蔵庫、棚の後ろ等影になっていたりジメジメしている場所です。

ゴキブリは食器洗い洗剤(台所用洗剤)が苦手

「ゴキブリの体の主成分は油。台所用洗剤を水で薄めて霧吹きするだけでたちどころに油が分解されて死ぬ。殺虫剤よりよほど体に害もなく殺傷力が高い上、霧吹きのハッカ油などゴキブリの嫌いなハーブを玄関や窓周りにスプレーする

ハッカ油を水で薄めたものをスプレーボトルに入れて、玄関やベランダの窓周りにスプレーしました。
これでドアや窓の開け閉めの際のゴキブリの室内侵入を軽減させています。

アシダカグモやヤモリを退治しない

アシダカグモとヤモリはゴキブリの天敵です。
室内でアシダカグモとヤモリを見かけたら駆除しないで共存しましょう。

ヤモリはご存知かと思いますがアシダカグモをご存知でしょうか。
別名「アシダカ軍曹」とも呼ばれています。

アシダカグモとは
昆虫学者である安富和夫の著書「ゴキブリ3億年のひみつ」によると、アシダカグモが2、3匹程度居る家では、大きな巣を作り繁栄しているゴキブリが半年以内に全滅するといいます。その後は別の獲物を求めてその家から姿を消すことから、インターネット上では最前線で戦う軍隊の中核を担う「軍曹」に例えて「アシダカ軍曹」と呼ばれています。

 

アシダカグモは見た目は大きくグロテスクではありますが、アシダカグモが家に住み着いているとゴキブリを捕食してくれるため心強い味方です。
古い一戸建ての家の浴室、トイレの天井の隅によく見かけます。
人には害はないようなので退治しないで共存すると、ゴキブリの数は減ると思います。
私のマンションの一室でもアシダカグモが出たことがあり、そのとき私はまだ沖縄移住したてでアシダカグモの有能さを知らずに退治してしまったんです。
するとそれまでいなかったゴキブリがたくさん出るようになってしまいました。
アシダカグモさん、ごめんなさい。
その後、ゴキブリ対策をググって調べているうちに、アシダカグモの有能さを知って後悔した覚えがあります。

掃除はこまめにして物は少なく生活しよう

物陰がゴキブリは大好きです。とくにダンボールのような暗くジメジメした場所が。
物は少なめにして、ゴキブリの餌になるようなホコリや髪の毛などは毎日キレイに掃除しましょう。
ゴミもこまめに出して、室内にためないことが大事です。

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沖縄のゴキブリの特徴は内地よりでかい!?飛ぶ!?沖縄移住者におすすめのゴキブリ対策まとめ

ゴキブリが苦手な人は沖縄で住む家を探す際は一戸建てではなく、マンションを選んだほうが安全と言えます。
しかしマンションでもゴキブリは普通に出るため厳重な対策が必要です。東京でもタワマンの上層階でも普通にゴキブリが出ることは有名ですよね。
ダンボールに付着して来たり、図々しくエレベーターに乗って上がって来るのです。
亜熱帯の沖縄では当然、マンションの高層階でも普通に出ると思ってください。
実際、私が住んだ高層階でもゴキブリはベランダや廊下はもちろん、室内にも数匹出ています。

また、夜に外を出歩くとゴキブリに遭遇する確率がupしてしまいます。
夜に玄関ドアやベランダの窓を開けるとゴキブリが入ってきてしまうことがあるので夜は扉や窓の開け閉めも控えることが大事です。
玄関の出入り時、ベランダの洗濯ものを取り込む際も、ゴキブリが室内に入ってこようとしていないか?しっかり目視して確認することが大事です。
ゴキブリが洗濯ものに付着している可能性もあるため、洗濯ものはよく払ってから室内に入れましょう。

以上、「沖縄のゴキブリの特徴は内地よりでかい!?飛ぶ!?沖縄移住者におすすめのゴキブリ対策」を紹介しました。
万全なゴキブリ対策をして安心な沖縄移住生活ができたらよいですね。

最後までお読みいただきありがとうございました!